①適切な暗号化方式を設定する
アクセスポイント(親機)と子機側で送受信されるデータを暗号化しましょう。
暗号化方式にはWEPやWPA/WPA2が一般的に用いられていますが、WEPは比較的容易に暗号解読されてしまうことが判明しており、WPAも脆弱性が発見されています。また、TKIP方式での暗号化は比較的短時間での解読が可能であると言われています。
そのため暗号化方式は「WPA2のAES」に設定することをお勧めします。
(アクセスポイントと接続機器がどちらもWPA3に対応している場合はWPA3を設定してください。)
また、暗号化に用いるキーワードは他人から推測されにくいランダムなものを設定しましょう。
②管理用パスワードは変更してから
無線LANを利用する
初期設定の管理用パスワードはインターネット上で公開されていることがあります。
外部から不正利用されないよう、パスワードは必ず変更してから利用しましょう。
③ファームウェアを最新の状態に保つ
機器に内蔵されているプログラムのことをファームウェアといいます。
ファームウェアに脆弱性が発見されると、修正するプログラムが製造会社から配布されますので、更新してファームウェアを最新の状態に保ちましょう。自動更新が可能な機種の場合は、自動更新を設定しましょう。